量的効果と質的効果

もし手の指がひとつ取れてしまったら、私は、手の指マイナス1分の不自由しか感じないのだろうか?

 

例えば、小指は襟などを強く握る時に一番力が入る指らしい。

 

つまり、小指が無くなったら相手の襟を強く握ることができなくなる。それは単に指がひとつ無くなった以上の意味を持つのだろう。

 

そうなると、手というのは、もっといえば手の指というのは、単に5本あるという以上の意味があるのではないかと思う。

 

大雑把に分けてしまえば、量的なそれと質的なそれということができると思う。

 

労働集約型のビジネスにおいては、頭数がより利益を出すためのファクターとなる。

 

ただ一方で、ネットフリックスが、従業員を大量に解雇し、優秀なメンバのみになってから躍進を遂げた話にあるように、あるビジネスにおいては、単純に頭数があればよいというのでもない。

 

ただ、人を減らしたから質が上がるか、という話でもない。