日記

メメントモリと反転する概念としての死

死を思うときに最初にイメージしたのは墓掘り人の姿だった。 それは、積極的に死へ向かう作業者としてのそれである。 それは指向する対象が死であり、その対義としての生はない。 むしろ、死が生を基礎付けているような感さえある。 ただ、ふと、メメントモ…

学びのあり方について思うこと

いわゆる「お勉強」といった意味での学びがある一方で、個人の体感としてある学びという概念の性質は「採掘(Mining)」に近いな、とふと思った。 どうゆうことかというと、西洋哲学について、あるいはプログラミングについて追求しようとしていくときに、感…

量的効果と質的効果

もし手の指がひとつ取れてしまったら、私は、手の指マイナス1分の不自由しか感じないのだろうか? 例えば、小指は襟などを強く握る時に一番力が入る指らしい。 つまり、小指が無くなったら相手の襟を強く握ることができなくなる。それは単に指がひとつ無く…